ウォリアーズがポルジンギスのトレードを模索、POTS再発で引退の可能性も浮上と報道
ESPNのチャラニアによると、ウォリアーズはPOTS(体位性頻脈症候群)の再発に苦しむポルジンギスのトレードを検討している。引退の可能性も取り沙汰される中、契約構造を生かした放出が選択肢に入った。
ポルジンギス不在長期化、球団内に悲観論
チームウォリアーズ

ウォリアーズのクリスタプス・ポルジンギスがキャンプ前から不在を続けており、球団内では復帰への悲観論が広がっている。トレード、バイアウト、契約無効化の選択肢が検討されていると報じられた。
ESPNの報道によると、ゴールデンステート・ウォリアーズはクリスタプス・ポルジンギスの処遇について、トレード、バイアウト、契約無効化を含む複数の選択肢を検討している。ポルジンギスはトレーニングキャンプ開始直前からチームを離れており、球団内では同選手が再びウォリアーズでプレーすることへの悲観的な見方が広がっているという。
ポルジンギスのステータスは当初「体調不良」とされていたが、その後「チーム不帯同」に変更された。球団内部では、この不在が「サービス提供の不履行」に該当するかどうかも議論されており、契約を無効にする道も模索されている。ただし、この手続きは複雑になるとみられる。
ウォリアーズは今オフにポルジンギスと2年総額4000万ドルで再契約した。2年目の保証額は300万ドルにとどまり、即座にトレードが可能な契約構造になっている。球団がトレードを最優先の選択肢と位置づけている背景には、財務面の大きな動機がある。
ウォリアーズは現在、ぜいたく税ラインを2040万ドル超過している。ポルジンギスの年俸を放出すれば、この超過額のほぼ全額を解消でき、チームの総年俸をファーストエプロン以下に抑えることが可能になる。ファーストエプロンを下回れば、サイン・アンド・トレードでの選手獲得やノンタックスペイヤーMLEの使用など、編成上の選択肢が広がる。
ウォリアーズのフロントオフィスは現時点では忍耐強く構え、トレード市場が動き出すのを待つ方針とみられる。シーズン序盤はトレード需要が限られるため、年俸の引き受け手を見つけるには時間が必要になる。
バイアウトも選択肢の一つに挙がっている。バイアウトの場合、ポルジンギスが残りの保証年俸の一部を放棄し、球団がウェイブする形になる。ポルジンギスはその後フリーエージェントとして移籍先を選べる。契約無効化の道は法的に複雑であり、現時点ではトレードやバイアウトに比べて実現のハードルが高いとみられる。
ポルジンギスは昨季までセルティックスに在籍し、2024年の優勝にも貢献した実績がある。ウォリアーズへの移籍後、チームに合流しないまま開幕を迎えるという異例の事態が続いており、今後の展開が注目される。
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