デビン・ブッカーが語ったホームオープナー44得点の舞台裏
Phoenix Suns インタビュー(2026年10月25日配信)でデビン・ブッカーが試合後の記者会見に応じた。
サンズのインタビュー(2026年10月25日)でショーン・マリオンが語った
チームサンズ

Phoenix Suns インタビュー(2026年10月25日配信)でショーン・マリオンがサンズの本拠地で記者団の質問に答えた。
古巣への思い、今季のチームの印象、デビン・ブッカーへの評価、現代NBAのスタイル分析、そして「今の時代にプレーしていたら」という仮定の話まで、約7分間にわたって語っている。
マリオンはサンズの本拠地に足を踏み入れた感想を聞かれ、現役時代とは見た目がまるで変わったアリーナでも「ここが始まりの場所」であることは変わらないと話した。アリーナのエネルギーと雰囲気を感じること自体が来場の目的だと語り、前日にはOB向けのイベント(OAP)でレジェンドたちと顔を合わせていたことも明かした。
「やっぱり、ここが始まりの場所だってことだよな。まあ、俺がプレーしてた頃とは全然見た目が変わってるけど、それでもここが出発点だったっていうのは変わらないからね」
— ショーン・マリオン [00:16]
OBが顔を出すことの意義について問われると、マリオンは「これは歴史だ」と即答した。先人たちが道を切り拓いてくれたからこそ今の自分があるという認識を繰り返し、自分自身も頑張ってきたと前置きしつつ、感謝の言葉を重ねた。
「俺のために道を切り拓いてくれた先人たちに敬意を払いたい。昨夜のOAPでレジェンドたちをみんな見たし、今日ももちろん会うよ」
— ショーン・マリオン [00:50]
OBの来場が単なる社交行事ではなく、フランチャイズの歴史を現役選手やファンにつなぐ行為だという意識がマリオンの言葉からはっきり伝わった。

記者に今季のサンズをどう見るかと聞かれたマリオンは、「若いし、アスレチック」と好意的に評価した一方で、開幕戦の大敗には触れずにいられなかった。新しい選手が複数加わっている今季は「まとまれるかが鍵」だと見ている。
「いいと思うよ。若いし、アスレチックだし、な。開幕戦みたいな結果にならないといいけど。でも、ほら、新しい選手が何人か加わってるわけだから、あとはみんながまとまって結果を出すだけだと思う」
— ショーン・マリオン [01:24]
練習後に選手へ直接声をかけたかという質問には「しなかった」と即答した。マリオンは「行動は言葉よりも雄弁でないといけない」と持論を述べ、今の世代は自分たちの世代とは違うと認めつつも、前の試合で後れを取った部分を自分たちの目で見れば、それ自体が修正の動機になるはずだと語った。
大敗からの切り替え方を問われると、現役時代にはああいうひどい負けがそもそも少なかったと振り返った上で、82試合の長いシーズンで1試合に引きずられるべきではないという考えを示した。
「82試合のシーズンだからな。1試合でシーズンが決まるわけじゃない。だから、立て直して、もう一度集中して、最初からあんなにスロースタートにならないようにすれば、自分たちにチャンスは生まれるよ」
— ショーン・マリオン [02:19]
スロースタートさえ避ければチャンスは生まれるという言い方には、開幕戦でまさにスロースタートから大敗した今季のサンズへの具体的な助言がにじんでいた。
デビン・ブッカーが数週間後に30歳を迎えることについて、マリオンは「大台の30歳だな。俺はもう48だよ」と笑いを誘った後、ブッカーの功績を具体的に挙げた。すでにサンズのフランチャイズ歴代最多得点記録保持者であること、2度目の契約の締めくくりから3度目に入ろうとしていること、在籍年数もトップクラスに長くなる可能性があることを並べた。マリオン自身はサンズで9シーズンを過ごした後に29歳から30歳になる年にマイアミへ移籍した経歴を持つ。30歳を節目と捉えるかという記者の問いには「誕生日はどれも節目だよ」と答えつつ、背番号31にかけたエピソードを添えた。
「本当に特別な選手で、特別な才能があって、今やフランチャイズ史上最多得点記録保持者だろ。在籍期間もトップクラスに長くなるかもしれないよな?」
— ショーン・マリオン [03:02]
ブッカーがサンズ一筋で契約を重ねていること自体に敬意を示す言葉が印象的だった。マリオンは「ブックのことは嬉しいよ」と率直に喜びを口にし、フランチャイズの顔として積み上げてきた実績を称えた。
現代NBAのスタイルの変化について聞かれたマリオンは、自分たちサンズのランアンドガン時代が「今のゲームの基盤を作った」と前置きした上で、現在のNBAの特徴を具体的に分析した。ポジションレスバスケットボールになり、毎ポゼッション3ポイントかアイソレーション、あるいはピック&ロールからのアイソレーションに集約されていると指摘した。ポストアップはほぼ消え、背中を向けてプレーできる選手は数えるほどしかいないとした。
「今はポジションレスのバスケットボールだよ。今は全員が毎ポゼッション自分のスキルを見せるチャンスがある。3ポイントを打つか、アイソレーションに行くか、ピック&ロールからアイソレーション、それだけだ」
— ショーン・マリオン [04:06]
その上で現代NBAが「メイク・オア・ミスリーグ」と呼ばれている現状に言及した。シュートが入れば勝ち、外れれば負けるという単純な構図になっていることを認めつつ、「もう少し細かい工夫をして、ボールをシェアするチームをもっと見たい」と注文をつけた。テンポの速いハイペースなゲーム自体は肯定しながらも、ターンオーバーの多さやシュートの成否だけで勝敗が決まる展開には物足りなさを感じている様子だった。
「もし今の時代にプレーしていたら」という仮定の質問に、マリオンは「どの時代でもプレーできる」と自信を見せた上で、現代のスピード重視のスタイルは特に自分向きだったと答えた。根拠として、1番から5番まで全ポジションを守れたこと、現役時代はガチのパワーフォワードやセンターとマッチアップしていたことを挙げた。
「今はそうじゃない……フィジカルじゃないってわけじゃないけど、もうポストアップはしない。今は全部フェイスアップで守るから、俺にはもってこいだったはずだよ」
— ショーン・マリオン [05:41]
ポストアップが消えてフェイスアップの守備が主流になった現代では、マリオンの機動力がさらに活きたはずだという論理になる。スティールやブロックは「もっと多かっただろう」とし、年俸についても「今だったらどんな数字になってたか、わかんないよ」と笑った。
今のサンズに自分の面影を感じる選手がいるかという質問には「いや、それはないな」ときっぱり否定した。ドラフトの時期には新旧の選手を比較することがよくあると認めつつも、「みんなそれぞれ自分のやり方でやってる」と述べ、後輩たちにはそれぞれの道で輝いてほしいとエールを送って締めくくった。
「みんなそれぞれ自分のやり方でやってるよ。誰かと比べる必要はないと思う」
— ショーン・マリオン [06:36]
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