記事タイトル:グリーンとルークスが選ぶ2026-27シーズンの主役たち — MVP、DPOY、新人王からウォリアーズの未来まで
The Draymond Green Show(2026年10月20日配信)でドレイモンド・グリーンがNBA2026-27シーズンの開幕直前予想を語った。
Gil's Arena(2026年10月19日配信)でブレンダン・ヘイウッドが語った
チームセルティックスネッツニックスホーネッツウィザーズサンダースパーズ
番組ギルズ・アリーナ

Gil's Arena(2026年10月19日配信)でギルバート・アリーナスがNBAファンタジードラフトの模様を届けた。
NBAシーズン開幕前日、アリーナス、デマーカス・カズンズ、ブレンダン・ヘイウッド、ニック・ヤング、エバン・ターナーらが集まり、賞金10万ドルを懸けた全8巡のドラフトを2時間超にわたって実施した。ESPNのデフォルト採点で3ポイント成功が計5点、スティールとブロックが各4点、ターンオーバーが-2点というルールの下、誰がどの選手を指名しどんな思惑で動いたかが語られた。
全体1位の指名権を持つエバン・ターナーは、多くの出演者がビクター・ウェンバンヤマやニコラ・ヨキッチといった海外出身の選手を予想するなか、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムを選んだ。ターナーは指名の直前、カズンズが番組で語ったアメリカのバスケットボールへの思いに触れ、海外の選手ではなくアメリカの才能を選ぶと説明した。
「デマーカス・カズンズのアメリカンバスケの威信についてのあの熱弁を聞いてから、国内にとどまることにした」
— エバン・ターナー [12:23]
ターナーは「早くて簡単」と言い切り、迷いなくテイタムを選んだ。ファンタジーポイントの平均ではヨキッチやドンチッチに及ばないという声もあったが、ESPNの採点では3ポイント1本が合計5ポイントになるため、テイタムのシュート力は十分に武器になる。この指名をきっかけに「海外勢を取るか、国内勢を取るか」が序盤のテーマとして浮上し、続く指名でヨキッチ、ドンチッチと海外の選手が立て続けに消えていった。
1巡目では欠席者の代理指名が波乱を呼んだ。全体2位のアイマン・シャンパートは不在で、ホストのジョサイア・ジョンソンが代理を務めた。シャンパートの希望はタイリース・マクシーかダリウス・アカフJr.だったが、ジョサイアはベスト・アベイラブルを優先してウェンバンヤマを指名した。ニック・ヤングはこの代理指名に即座に異を唱えた。
「シャンプはそれを望んでなかったんだよ。ジョーカーが好きじゃないって誰かに言ってたし。マキシが欲しかったんだよ」
— ニック・ヤング [14:30]
ヤングの指摘どおり、シャンパートはヨキッチを評価しておらず、マクシーを最初の指名に希望していた。本人不在の代理指名をめぐるやりとりが序盤から番組を盛り上げた。続く3位ではヘイウッドがヨキッチを「歩くトリプルダブル」と評して指名し、4位ではアリーナスがスーツの下にドンチッチのジャージを着て来場した自信を裏付けるようにドンチッチを選んだ。5位は不在のバロン・デイビスの代理でジョサイアがシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを指名し、6位でカズンズがアンソニー・エドワーズを「リーグの顔」として押さえた。8位のヤングがケイド・カニンガムを選ぶと、出演者たちは8番目まで残ったことに驚きを示した。
4巡目と5巡目の境目で連続指名の権利を得たニック・ヤングは、カール・アンソニー・タウンズとステフィン・カリーを一気に押さえた。スネークドラフトでは各ラウンドの最後の指名者が次のラウンドの最初にも指名できるため、8番目のヤングは4巡目の最終ピックと5巡目の最初のピックを続けて使えた。
「タウンズいくぞ、カール・アンソニー・タウンズ、アップタウン・ブギー・タウンズとステフ・カリー」
— ニック・ヤング [43:37]
タウンズについてはニューヨーク・ニックスへのトレードの可能性も話題に上り、ニックスがセカンドエプロンに近づいている状況にまで議論が及んだ。カリーは3ポイント成功が5ポイントになる採点と相性が良く、数字を積み上げる上で理にかなった選択だった。ヤング自身は事前にリストを準備しておらず、眼鏡をかけて他の出演者の指名状況を確認しながら場当たり的に動いていたが、連続指名で主力2人を確保したことでチームの骨格が固まった。ヤングは後のラウンドでエバン・モブリーやデリック・ホワイトも押さえ、チャンピオン経験を生かした「バランスが大事」という方針でチームを組み上げた。
3巡目でブレンダン・ヘイウッドはジェイレン・ブランソンを指名した。1位でヨキッチを確保して得点・アシスト・リバウンドの土台を築いたあと、2巡目でタイリース・マクシーを加え、3巡目でブランソンという効率の高いスコアラーを重ねた。ヘイウッドは指名の直後、賞金の額を知ってから姿勢が変わったと明かした。
「10万ドルが賭かってるってみんなが言い始めたら本気を出してこの件を真剣に考えることにしたんだよ。そのお金が必要なんだ。シューターだけ欲しい」
— ブレンダン・ヘイウッド [37:04]
ヘイウッドの方針は明快だった。ESPNの採点では3ポイント1本が合計5ポイントになる設計のため、シューティング効率の高い選手を揃えればスコアが伸びやすい。ヘイウッドはこの構造を理解した上で、マクシー、ブランソン、さらに後のラウンドでジェームズ・ハーデンを加え、得点とアシストを量産できるガード陣を固めた。ザイオンやパオロ・バンケロなどシュートチャンスの多い選手をアップサイド枠として押さえたのも、効率重視の採点と噛み合う選択だった。
アリーナスのチームは、2巡目のクーパー・フラッグ指名で早くも注目を集めた。19歳のルーキーをファンタジーで指名することにはリスクがあり、出演者の間ではタンクに転じる可能性やフラッグの出場試合数を懸念する声が出た。アリーナスは60試合の出場を見込み、フラッグの万能性に賭けた。4巡目ではエクステンション(契約延長)を控えたアンソニー・デイビスを指名し、契約年の選手が好成績を残す傾向をファンタジー戦略に組み込んだ。ヘイウッドもデイビスの出場見込みに太鼓判を押した。
「ADは70試合出るよ。70試合出るって。ウィザーズは今年全員うまくいってる。だから2人とも指名したんだよ」
— ブレンダン・ヘイウッド [98:13]
ヘイウッドはウィザーズの実況を担当しており、チームの内情に近い立場からの発言だった。アリーナスはデイビスに加え、最終盤でダリン・ピーターソンを指名した。カズンズが「カンザスしかプレーしていない」と突っ込むと、アリーナスはUSAバスケを含むあらゆるステージでの実績を根拠に反論した。
「ダリン・ピーターソンのポテンシャルに賭ける。これまでプレーしたチームどこでも引っ張ってきた選手だよ」
— ギルバート・アリーナス [111:57]
アリーナスはピーターソンについて、コーチが積極的にシュートを打たせる方針であることにも触れた。ルーキーながらハーフシーズンで20点台の平均を出せるポテンシャルがあると見込んでおり、単なる穴埋め枠ではなくスコアに貢献できる戦力として位置づけていた。
最終盤の指名でカズンズはサンアントニオ・スパーズのステフォン・キャッスルを選んだ。スティール1回が4ポイントという採点の下、ディフェンスに強い選手の価値が跳ね上がることを見抜いた指名だった。カズンズは指名直後にスティールの配点を確認し、自分のチーム構成に自信を見せた。
「スティールは何点だっけ? 4点だ。そうか。俺は有利な位置にいるな」
— デマーカス・カズンズ [87:21]
カズンズのチームはエドワーズとラメロ・ボールで得点とアシストを確保し、デニ・アブディヤのリバウンドとパスレーンでの守備、デビン・ブッカーの得点力、ラウリ・マルカネンのシュート力と万能性、イバカ・ズバッツのダブルダブルとブロック、そしてキャッスルのディフェンスという布陣を組んだ。ホーネッツのコン・ニッペルについてもカズンズは高く評価した。
「コン・ニッペル、今のところリーグで最高のシューターだと思う。まだまだ成長し続けてると思うし、あのシュートがチームを次のレベルに引き上げてくれると感じてる」
— デマーカス・カズンズ [113:50]
カズンズはズバッツのブロック1.5〜2本も計算に入れ、ディフェンスとシューターの両軸でスコアを稼ぐ構想を示した。ただしChatGPTによる優勝確率ではカズンズのチームは4%と最低クラスの評価を受け、本人は苦笑いを見せた。
ドラフト終了後、各チームの構成をChatGPTに入力して優勝確率を算出する場面があった。ヘイウッドが29%で1位、アリーナスが25%で2位、ヤングが15%、バロン・デイビスが12%と続き、カズンズは4%、ターナーは1%だった。ヘイウッドは自分のチームの強みをこう要約した。
「まずヨキッチを取った。歩くトリプルダブルだからな。必要なものは全部揃ってる。マキシー、ブランソン——またスコアリング、スリーポイント、何でも来い」
— ブレンダン・ヘイウッド [109:35]
ヨキッチはファンタジーポイントの平均が約66と出演者の間で共有され、リーグでもトップクラスのスコアを稼ぐ中心選手だった。ヘイウッドはその周りにマクシー、ブランソン、ハーデンの得点力とアシストを並べ、ザイオンやパオロ・バンケロをアップサイドに据えた。アリーナスのチームはドンチッチのアシスト、フラッグの万能性、デイビスの契約年ダブルダブル+2ブロック、カイリー・アービングの平均24点とスティールが柱で、ブロックと3ポイントに強みがあると自己分析した。アリーナスはピーターソンの数字にも自信を見せていた。
「あいつは16点、6リバウンド、6アシスト、スティール2本みたいな数字を出すよ。それがあいつのスタイルだよ」
— ギルバート・アリーナス [91:14]
シーズンを通じて各チームのスコアを追いかけ、途中でトレードの可能性も示唆されたところで番組は締めくくられた。
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