ユーロリーグ選手会が新加入50人超を対象にサポートプログラムを紹介
ユーロリーグ選手会(ELPA)が新シーズンに向け50人超の新加入選手を対象にオンラインセッションを実施し、セカンドキャリアやメンタルヘルスなどの支援制度を紹介した。
NBAヨーロッパ構想にユーロリーグ側が応答

ユーロリーグのチュス・ブエノCEOがロイター通信に対し、NBAとの協議は引き続き可能だと述べた。一方で競合リーグの参入は「破滅」と警告し、離脱クラブへの違約金にも言及した。
ユーロリーグのチュス・ブエノCEOが、NBAとの協議について「電話回線は開いている」と述べ、将来的な合意の可能性を否定しなかった。ロイター通信のインタビューに応じた内容を、Sportando や Eurohoops が20日に報じた。
10月6日にイタリア・コモ湖畔で開かれたユーロリーグのオーナー会議では、NBAが提示した協業案が拒否されていた。ブエノは「コモの後にもいくつかの会話があった。オーナーたちの立場は非常に明確だった」と振り返りつつ、「うまくいかなかったものがあるなら、将来うまくいくものがあるかもしれない」と述べた。
ブエノが最も強い言葉で語ったのは、欧州市場に競合リーグが併存するリスクについてだった。「彼ら(NBA)が市場に参入すれば、それは破滅になる。彼らも分かっているし、我々も分かっている」と述べ、市場が分裂すれば双方の価値が下がり、第三者だけが利益を得ると警告した。
NBA側は2027年10月にヨーロッパで独自リーグを立ち上げる方針を堅持しており、ブライアン・テイタム副総裁はユーロリーグとの合意がなくても進行すると語っていた(既報)。ブエノの発言は、こうしたNBA側の姿勢に対するユーロリーグとしての公式な応答と位置づけられる。
ユーロリーグは独自に24チームへの拡大を推進しており、最大8つの長期フランチャイズライセンスを承認する計画だ。新たに参加するクラブは11月中旬に発表される見通しだとブエノは述べた。
現在の13の株主クラブはいずれも10年間のフランチャイズ契約を結んでいる。ブエノは、クラブがNBAヨーロッパへ移籍する可能性は低いとの見方を示した。離脱する場合には違約金を支払ったうえで、保有する株式の価値である8000万ユーロ超を失うことになると説明した。さらに「もし戻りたくなったら、そのときの金額を支払わなければならない」とも述べ、離脱と復帰の双方に高いコストがかかる構造を強調した。
財務面では、現在のライセンス保有クラブのうち財政的に持続可能なのは40%にとどまるが、拡大計画が進めば「5年以内にほとんど、あるいはすべてのクラブが持続可能になれる」との見通しを示した。
オリンピアコスのエバン・フォーニエも、マゼンタTVの番組でNBAヨーロッパ構想に懐疑的な見解を示した。「ヨーロッパにはより良いビジネスモデルが必要だ」と認めつつも、「NBAが来れば、ある種のものを変えたがるだろう。それを失えば、ヨーロッパのバスケットボールの狂気を失うことになる」と述べた。NBAがロンドンやマンチェスター、ローマといったビジネス的に魅力のある都市を優先するだろうとし、「個人的には実現するとは思えない」と語った。
ユーロリーグとNBAの間で妥協点が見出されるのか、それとも2027年に競合する2つのリーグが並立するのか。双方の発言からは、交渉の窓口は閉じていないものの、溝が埋まる兆しはまだ見えない。
ユーロリーグのブエノCEOがNBAとの対話継続を表明、「市場の分断は破滅」と警告この記事
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