レブロン・ジェームズが76ersでのセンター起用に言及「持続的な役割ではない」
76ersのレブロン・ジェームズがピストンズ戦でキャリア初のセンター先発を務め、試合後に「持続的な役割ではない」と語った。チームはリバウンドで54対37と圧倒され今季初黒星を喫した。
シクサーズのインタビュー(2026年10月17日)でレブロン・ジェームズが語った
チームシクサーズ

Philadelphia 76ers インタビュー(2026年10月17日配信)でレブロン・ジェームズが試合後の囲み取材に応じた。
チーム合流から約3週間、マクシーとのツーマンゲームの成長、スモールラインナップの可能性、エンビードの健康状態まで幅広く語った。
記者がレブロン・ジェームズとタイリース・マクシーのツーマンゲームについて尋ねた。ピック&ロールからポケットパスを受けてフィニッシュした場面を挙げ、練習での取り組みがどうコートに表れるのかを聞いた。レブロン・ジェームズは、練習で何度も反復したプレーを実戦の強度の中で使えるようになってきたと答えた。
「まさに言った通りで、練習で反復して、また反復して、それを練習コートからメインコートへ、そしてゲームへと持っていく。試合のコートは激しさが違う」
— レブロン・ジェームズ [01:16]
単にこのプレーが成功したというだけではなく、いつでも引き出しから取り出せると手応えを語った。さらにマクシーとジョエル・エンビードの1-5ピック&ロールに加え、サイドからのピック&ロールや自分とのピック&ロールもあると説明し、攻撃の選択肢が増えていることを強調した。
マクシーのバスケットボールIQについて記者が質問すると、レブロン・ジェームズは驚きはないと即答した。毎年夏に一緒にトレーニングしており、どんな選手かはすでに熟知していると語った。
「僕には特に驚きはないね。毎夏リースと一緒にトレーニングしてるから、どんな選手かはもうわかってる。ここにいるのも、ある意味彼のおかげだよ」
— レブロン・ジェームズ [01:52]
フィラデルフィアに来た理由をマクシーの存在と直接結びつけたこの発言は、オフシーズンの移籍の動機を本人の口から裏付けるものであり、チーム内での信頼関係の深さを示している。
ジャバリ・スミスJr.不在時のラインナップについて記者が質問した。レブロン・ジェームズとディーンがセンターのポジションを分け合う場面もあったと指摘し、評価を求めた。レブロン・ジェームズは5人全員がペリメーターに立てる汎用性とディフェンスのスイッチを利点に挙げつつ、最も重要なのはリバウンドだと明言した。
「一番大事なのは、その汎用性だと思う。あのラインナップに入ったとき、ペリメーターに5人並べて、守備でスイッチをたくさん使えるように、どう並ぶかを覚えること」
— レブロン・ジェームズ [02:15]
ただし「まだ十分な時間をかけられてないから、良い悪いの判断もしにくい」と評価を留保した。ジャバリについては「すごくいいプレーをしてくれてる」と名前を挙げて評価し、ディーンも足首を軽く痛めたものの大丈夫だろうとした上で、使えるラインナップはいくつかあると選択肢の豊富さに触れた。
続けて記者がリバウンド対策の具体的な戦術を聞くと、相手のパーソネル次第だと答えた。ボストンを例に挙げ、3〜4人でオフェンスリバウンドに飛び込んでくるチームにはマンツーマンでブロックアウトを徹底する必要があると説明した。
「オフェンスリバウンドがすごく強い選手がいるなら、スモールラインナップのときは特に、2人でダブルチームみたいな対応が必要になることもある」
— レブロン・ジェームズ [02:58]
スモールラインナップの速さと守備の柔軟性を武器にしつつ、リバウンドという弱点をどう補うかがこのチームの課題になると語った。
記者がエンビードの好パフォーマンスについて聞くと、レブロン・ジェームズはチームメイト全員がお互いの活躍を喜び合っていると述べた上で、エンビードの能力を高く評価した。
「ジョエルが何をできるかはわかってる。世界最高の選手のひとりだからね。可能性は無限大だよ」
— レブロン・ジェームズ [03:29]
全練習に参加できている健康状態がプレーに表れているとし、リズムをつかみ始めていると評価した。2024年夏のチームUSAでの共演について記者が聞くと、当時のエンビードは万全ではなかったと振り返った。チーム12人で楽しい夏を過ごしたものの、状態が良い日もあれば良くない日もあり、それは体の問題だったと説明した。
「なかなか難しくてね、彼は万全じゃなかったから。みんなわかってたと思う。彼自身も話してたけど、チームに加わりたかったし、実際加わった。あれが彼の体が出せる全力だったよ」
— レブロン・ジェームズ [04:39]
一方で今年の夏は「長い間で一番状態が良かった」とし、全練習をこなしてきたことを強調した。あの夏に互いの気質やプレースタイルを理解し合えたことが今に活きているとも語り、「お互いに見知らぬ関係じゃない」とチームUSAでの経験が土台になっていることを認めた。
マクシーからのアリウープを決めた場面について記者が聞くと、レブロン・ジェームズはあのプレーがチームのオフェンスの方向性を象徴していると語った。コートを前に押し上げるペース&スペースが攻撃の最良の形だと位置づけた。
「僕らには運動能力があって、ボールをシェアできる選手がいて、ドリブルでもパスでもペイントアタックできる選手がいる」
— レブロン・ジェームズ [04:06]
ディフェンスの後ろで待っていたら見つけてくれて、あとは決めるだけだったと、マクシーとの連携がすでにトランジションの中で機能し始めていることを示した。
チーム全体の仕上がりについても、まだ合流して数週間で完璧にはならないと認めつつ、積み上げていけるものがあると手応えを語った。毎日が成長の機会であり、長く一緒にプレーしてきたチームとの差を埋めるために立ち止まる余裕はないとした。
「毎日が成長するチャンスだと思ってるし、そのチャンスを無駄にしたくない。このリーグには一緒にやってきた歴史がずっと長いチームもあるから、僕らには立ち止まってる余裕はない」
— レブロン・ジェームズ [00:32]
合流3週間でちゃんと前に進めているという実感と、まだ足りないという自覚の両方を口にし、日々の練習を重ねていく姿勢を改めて示した。
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