マイカ・ノリ、ヘッドコーチ初勝利を41点差で飾る
Portland Trail Blazers インタビュー(2026年10月22日配信)でマイカ・ノリが開幕戦の大勝を振り返った。
ブレイザーズのインタビュー(2026年10月24日)でマイカ・ノリが語った

Portland Trail Blazers インタビュー(2026年10月24日配信)でマイカ・ノリが試合後の記者会見に応じた。
キングス戦を128-120で制した試合を振り返り、前半に審判への不満で冷静さを欠いた反省、後半の15-0ランによる逆転劇、スモールラインナップの狙い、ベンチの層の厚さ、そして試合終盤にデイムとジャーが笑顔でハイタッチしながら退いた場面に象徴されるチームの犠牲心について語った。
ノリはまず前半の反省から切り出した。審判のジャッジに気を取られすぎてチーム全体が冷静さを失ったと認め、自分自身もその一人だったと振り返った。
「前半はちょっと冷静さを失ったと思っていて、審判のジャッジを気にしすぎてしまった。僕自身も含めてね」
— マイカ・ノリ [00:04]
ただしハーフタイムのロッカールームで、スリーポイントが22本中4本、ドノバンがファウルトラブルで3分半しか出場できていないという悪条件にもかかわらず、わずか5点差のゲームだという事実を全員で確認した。後半の入りで15-0のランを作り、後半だけで69得点・44-26とキングスを圧倒した。7人が2桁得点、30アシスト、ターンオーバーはわずか10という数字をノリは高く評価した。
「後半に出てきて15対0のランを作って一気に流れを引き寄せられた、あれは素晴らしかった」
— マイカ・ノリ [00:04]
後半に流れが変わった大きな要因として、ドノバンが後半はファウルトラブルから解放されてコートに立ち続けられたことを挙げた。またキングスのアカフに対しては26本中スリーが10本中2本と抑え、フリースロー12本で33得点を許したものの、シュートの質を落とすディフェンスができたと手応えを示した。
第1クオーター終盤から採用したスモールラインナップについて記者から問われると、ノリはシティとトゥマニのフィジカルさがこの布陣を機能させたと説明した。
「サボニスがポストアップの上手い選手ではあっても、今のリーグはそこまでポストアップ中心じゃないですからね」
— マイカ・ノリ [01:33]
現代NBAではポストアップの比重が下がっており、実際に試合終盤にはサボニスの強引なポストプレーに対してオフェンスファウルを獲得できた場面もあったと振り返った。リバウンド面の不安はチーム全員で体を当てて取りにいくことで補い、スモールユニットでしっかり耐えた結果、ロブの出場時間を想定の範囲内に収められたことも大きかったと語った。またタマニ・カマリが12本中7本、スリー10本中5本で20得点を記録した活躍にも触れた。
「12本中7本、スリーは10本中5本の20得点で、僕は彼のためにプレーをセットした記憶がないんですよ」
— マイカ・ノリ [01:07]
特別なプレーを用意しなくても自分で得点を重ねたカマリの自主性を称えた。

ロブについて聞かれたノリは、6本中6本のパーフェクトシューティングとブロックショットを記録した存在感を評価した。ただしノリが強調したのはシュートの数字だけではなく、ロブがロールマンとしてリングに向かう縦方向の動きそのものがディフェンスの注意を引き付け、味方のキャッチ&シュートのスペースを生んでいるという構造的な貢献だった。
「動きそのものが縦への脅威になっていて、だからこそスリーが22本中4本、キャッチ&シュートのスリーに限っても16本中4本という状況になるんです」
— マイカ・ノリ [02:49]
チーム全体のスリーポイントが低調だったのは、ロブの引力がなかった前半の影響が大きいという見方を示した。NFLのワイドレシーバーがゾーンの上の空間を切り開くルートに例え、チーム内では「フォー・ザ・ラブ・オブ・ザ・ゲーム・ロール」と呼んでいると明かした。
「彼が引き付ける重力みたいなもの、ちょうどゾーンの上の空間を切り開くワイドレシーバーのようなイメージですね」
— マイカ・ノリ [02:49]
スターターが不調でもベンチの7人が2桁得点を記録し、フリースロー30本獲得、ターンオーバー10本という結果でカバーできたことについて、ノリはチームの層の厚さこそが強みだと断言した。
「このリーグで勝ち続けるにはどうしても層の厚さが必要だというのは、こういう試合が証明してくれると思います」
— マイカ・ノリ [02:12]
試合終盤、残り約28秒でデイムとジャーがオフェンス・ディフェンスの交代で一緒にベンチに下がりながら笑顔でハイタッチしていた場面について記者が問うと、ノリはこのチームの精神を象徴する瞬間だと語った。
「犠牲心と、誰がコートに立っているかを気にしないこと。そう、『自分が活躍する』じゃなくて『チームとして正しくやれているか』を大事にすること」
— マイカ・ノリ [03:40]
後半のボールムーブメント、ターンオーバーの少なさ、リバウンドの徹底をこの2試合で示した基準として定着させたいと語った。ターンオーバー10個のうち1個は5秒バイオレーションで、ロブを早く下げてスモールラインナップにしたことで相手にスイッチされたのが原因だったと自らのミスも認めた。
「ターンオーバーは10個だけ。1個は5秒バイオレーションで僕のミスでした、ロブを早く下げるべきじゃなかった」
— マイカ・ノリ [03:40]
ドリューのテクニカルファウルについては、サボニスとの間で押し合いがエスカレートし、コールをもらえないことへの不満から突き飛ばしてしまったと説明した。両チーム合わせてフリースロー60本の激しい試合だったことに触れつつ、映画「ロッキー」のアポロ・クリードのセリフを引いてチームに冷静さを求めた。
「ロッキーファンの方ならご存知でしょうけど、『クールにいけ、クールに』って言われるシーンがあって、アポロ・クリードが『あれはクールだった』と言うやつ。今夜のドリューがまさにそれでしたね」
— マイカ・ノリ [04:43]
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