シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが連続20得点記録を141試合で終了、自ら交代を申し出る
サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがナゲッツ戦で17得点にとどまり、レギュラーシーズン連続20得点以上の記録が141試合で途絶えた。大差のリードで自ら交代を申し出た姿勢をディグノート監督が称賛した。
サンダーのインタビュー(2026年10月23日)でシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが語った
チームサンダー

Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月23日配信)でシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがホーム開幕戦の勝利について語った。
シュートが入らない展開の中で21ターンオーバーを奪ったディフェンス、141試合連続出場の記録が途切れた経緯、復帰したチームメイトの存在感など、試合後の囲み取材で幅広い話題に答えた。
記者からシュートが落ちる中でペリメーターのディフェンスが試合を通じて強度を増していった要因を問われると、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーはチームのアイデンティティそのものだと答えた。ボールにプレッシャーをかけて相手をコンフォートゾーンから追い出すことがチームの根幹にあり、加えてここ数年同じ相手と対戦を重ねてきた慣れも大きいと説明した。
「チームとしてのアイデンティティのひとつが、ディスラプション——ボールにプレッシャーをかけて、相手選手やチームをコンフォートゾーンから引き剥がすことなんです。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [00:16]
さらに、ハーフタイムの時点でシュートが入っていないことは明白だったとし、勝ちたいならディフェンスでやるしかないと全員が理解していたと振り返った。第1クォーター以降で21ターンオーバーを強いたという数字は、この共通認識がそのまま結果に表れたものといえる。
得点力のある選手がディフェンスでエネルギーを温存したくなるのでは、という問いに対しても即答した。
「勝ちたいんですよ、それだけです。それ以上でも以下でもない。ディフェンス側でしっかりやれればやれるほど、勝てる可能性が上がる。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [03:14]
勝利から逆算してディフェンスに全力を注ぐ姿勢がチーム全体に浸透しており、「みんなそれを分かった上で毎日練習に来ている」と続けた。個人の得点力に頼るのではなく、ディフェンスの強度こそが勝率を上げるという認識をロスター全員で共有していることをうかがわせた。

試合終盤、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは自らベンチに下がることを選んだ。マーク・ディグノートHCはこの判断を「視点と成熟さ」として称賛したが、本人の説明はシンプルだった。相手チームが控えメンバーを投入したのを見て、こちらも交代すべきだと判断したという。
「コートに戻ろうとしたんですが、相手がもう交代していたのを見て、こっちも交代すべきだなと思ったんです。やっぱり試合に対して常にリスペクトを持って向き合いたいので。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [01:09]
この交代により、141試合連続出場というNBAの歴史に残る記録がこの夜で途切れた。記者から「自分が成し遂げてきたことを振り返る時間はあったか」と問われると、まだ振り返る余裕はないと率直に答えた。
「あまりできていないですね。試合のこと、日々のプロセスにどっぷり浸かっているので。でもまあ、いつか振り返る日が来るんじゃないでしょうか。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [01:51]
「神のご加護があれば、また新しい連続記録を始めるゲームはいくらでもある」という言葉どおり、過去の記録への執着よりも目の前の一戦に集中する構えを崩さなかった。試合の勝利を最優先にし、記録にはこだわらない姿勢を見せた。
記者は別の記録についても触れた。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがポイントガードのキャリアブロック数でジョン・ウォールに次ぐ歴代2位に到達したことを指摘し、圧倒的なスコアラーでありながらディフェンスでも歴史的な数字を残していることについて見解を求めた。
「そういう記録ってやっぱり、ひたすら試合に集中して、両エンドで全力を出して、できる限りいい選手であろうとしているうちに自然についてくるものだと思うんです。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [02:22]
記録そのものについては「もちろんすごいことだとは思いますよ」と認めつつも、それを目的にして追いかけるものではないとの考えを示した。キャリアを通じて多くの出場時間を得てきたことへの感謝にも触れ、「間違ったアプローチで追いかけていたら辿り着けないものですよね」と付け加えた。141試合連続出場の記録への姿勢と同様に、目の前のプレーに集中した結果として数字がついてくるという一貫した考え方がここでも表れていた。
両チームともロースコアの展開だったにもかかわらず、ダブルディジット差をつけて勝利した。この試合がチームの多様性を示すものとして際立つかと聞かれたが、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは特別視することを拒んだ。
「今夜の結果に自分たちが驚いているかというと、そんなことはないですよ。以前もこういう形で勝ってきましたし、こういう勝ち方ができることは分かっていた。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [04:21]
シュートが決まらなくても勝てることはすでに経験済みで、複数の勝ち方ができるチームだという自負をのぞかせた。「今夜はまた別のチャレンジがあって、そこに向き合って勝ちを取りにいったというだけです」と冷静に語った。オフボールでのプレーが増えている点を問われると、チームとして意識的に多様性を高めようとしていることを明かした。
「チームとして意識的に取り組んでいることです。もう少し多様性を持たせようとしていて。まだまだ伸びしろはたくさんありますし」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [03:45]
オフェンスがまだ完成形ではないとの認識を示しつつも、それを課題ではなく伸びしろと捉え、「チームとしてオフェンスでさらに良くなっていきたい」と前を向いた。
チーム全体のシュートが沈む中で存在感を放ったのが、復帰した「ダブ」(チェット・ホルムグレンと推定される)だった。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーは前の試合でも連続レイアップでチームを落ち着かせた場面を振り返りつつ、短時間で得点できる選手の価値を強調した。
「ああやって20秒で4点取りに行ける選手がいるというのは、特に試合終盤や強いチーム相手だとゲームチェンジャーになりますよ。」
— シェイ・ギルジャス・アレクサンダー [04:56]
今夜は「一晩中唯一エンジンかかってた」存在だったと表現し、チーム全体が苦しむ中でオフェンスを支えた貢献を称えた。試合を重ねるごとに本来の自分を取り戻してさらに良くなっていくだろうと期待を語り、「あんな選手が毎晩一緒に戦ってくれるのは、本当にありがたいです」と締めくくった。シュートが落ちる夜でもディフェンスで勝ち切り、復帰組の貢献を素直に称える姿は、シーズン序盤のサンダーのチーム状態の良さを映していた。
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