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元グリズリーズのロフトンJr.が欧州で躍動

ロフトンJr.がユーロカップ第3節MVPを受賞、ハポエル・エルサレムで存在感

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チームグリズリーズシクサーズジャズ

リバウンドに手を伸ばすケニー・ロフトンJr.
イメージ画像(AI で生成)

元NBAのケニー・ロフトンJr.がBKTユーロカップ第3節でMVPを受賞。ハポエル・エルサレムで3試合平均20.3得点を記録し、欧州初シーズンで攻撃の柱となっている。

元NBAのケニー・ロフトンJr.(24歳)が、BKTユーロカップ第3節のMVPに選出された。Eurohoopsが21日に報じた。ハポエル・ミッドタウン・エルサレムの一員として迎えた欧州初シーズンで、早くも攻撃の中心となっている。

MVP受賞の根拠となったのは、ブルゴス戦での28得点6リバウンドという成績である。2ポイントシュート12本中9本成功、3ポイント1本成功、フリースロー7本全て成功と高い効率を示し、パフォーマンス指数(PIR)は33を記録した。チームはこの試合を85対84で勝利している。

ユーロカップ3試合の成績

ロフトンは開幕からの3試合すべてに出場し、平均20.3得点、7.7リバウンド、PIR23という数字を残している。出場時間は1試合あたり約25分にとどまっており、限られた時間で結果を出している点が目を引く。

初戦のロストック・シーウルブズ戦では22得点10リバウンドのダブルダブルを達成。第2節のツェデビタ・オリンピヤ・リュブリャナ戦では11得点7リバウンドだった。3試合で18本のフリースローを獲得し、そのうち16本を沈めている。オフェンスリバウンドも9本を記録しており、ゴール下での存在感が際立つ。

NBAから中国を経て欧州へ

ロフトンのキャリアは、能力を証明する場面と定位置を得られない期間の繰り返しだった。2021年にはU19ワールドカップでアメリカ代表として出場し、決勝ではビクター・ウェンバンヤマ擁するフランスを83対81で破っている。後半だけで16得点中15得点を挙げる活躍だった。

メンフィス・グリズリーズ時代には、NBA初先発で42得点14リバウンドという鮮烈な記録を残した。Gリーグでは新人王にも輝いている。しかしその後、フィラデルフィア・76ers、ユタ・ジャズと渡り歩き、シカゴ・ブルズではロスター入りにも至らなかった。

NBAでの定着がかなわず、中国の上海シャークスへ移籍。初年度に平均24.4得点、12.6リバウンド、6.5アシストを記録し、リーグ最優秀外国人選手賞を受賞した。アシスト数が示すとおり、パワーだけでなくパスセンスも持ち合わせる選手である。もともとガードとしてプレーしていたが、高校時代の成長期を経てフロントコートに転向した経歴が、ボールハンドリングとフィジカルの両立につながっている。

エルサレムでの定着なるか

欧州での3試合はまだ序盤に過ぎない。しかし、行く先々で単発の好パフォーマンスを見せながらも長期の居場所を確保できなかったこれまでの経歴を踏まえると、ハポエル・エルサレムでの安定した出番と結果は、ロフトンにとって転機となる可能性がある。

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